OrangePi-Liteを使ってみる

Armbianのインストール

2016年5月31日(日本時間で6月1日)、ようやくOrangePi-LiteのオンボードWifiに対応したイメージが
Armbianからリリースされました。
ちなみに、このページが Armbianのダウンロード用のページですが、Google Chromeでは
(なぜか)OrangePI-ONE OrangePi-PC Plusなどは表示されません。→修正されました

HDMIモニターを持ってる方は、このイメージをインストールし、
Wifiの設定をするだけですが、私のようにHDMIモニターを持っていない場合は、
OrangePi-PCやONEのようにネットワーク上に出現する新しいIPを監視してログインすることができません。
USB-TTLシリアル変換機を使ってシリアルコンソールからログインする必要があります。
そこで、順を追ってOrangePi-LiteでオンボードWifiを使う方法を紹介します。



左がOrangePi-ONE 右がOrangePi-Lite



今までのイメージと違って、このイメージは最初からシリアルコンソールが有効になっています。
そこで、USB-TTLシリアル変換機と、TeraTermのシリアル通信機能を使ってインストールします。
デバイスマネージャーでUSB-TTLシリアル変換機が使っているCOMポートを確認しTeraTermを起動します。
ボーレートは115200で、これが合っていないと、正しく表示されません。
OrangePiの電源を入れるといきなりずらずらと文字が表示され、最後にログインプロンプトが表示されます。

但し、初回起動時はそのまま60秒ほど放置します。→重要
オンボードの赤のLEDが点滅し、パーティションの自動拡張を始めます。
自動拡張が終わると、自動的にリブートし、最後にログインプロンプトが表示されるので、
ここで初めてユーザ名=root パスワード=1234でログインします。
慌ててログインすると、いきなりリブートが走るので、正直焦ります。


最初にrootのパスワードを変更します。


訳が分からなくなるのでパスワードは「orangepi」としました。


次に新しいアカウントを作りに行きます。
こちらも訳が分からくなるので「orangepi」のユーザを作ります。


パスワードはもちろん「orangepi」です。


あとはそのままリターンして進みます。
確認入力には「Y」で進みます。


Displayセッティングを変更するかどうか聞いてきますが、sshでログインするので「n」で進みます。


これでようやくユーザ名=orangepi パスワード=orangepi でログインすることができます。


「sudo ifconfig -a」でWifiデバイスを確認します。



最後に、「/etc/network/interfaces」を修正します。

<変更前>
# Wired adapter #1
auto eth0
        iface eth0 inet dhcp
#       hwaddress ether # if you want to set MAC manually
#       pre-up /sbin/ifconfig eth0 mtu 3838 # setting MTU for DHCP, static just: mtu 3838
#
# Wired adapter #2
#auto eth1
#       iface eth1 inet dhcp
#       hwaddress ether # if you want to set MAC manually
#       pre-up /sbin/ifconfig eth0 mtu 3838 # setting MTU for DHCP, static just: mtu 3838
#
# Wireless adapter #1
#auto wlan0
#       iface wlan0 inet dhcp
#       wpa-ssid SSID
#       wpa-psk xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
# to generate proper encrypted key: wpa_passphrase yourSSID yourpassword
#
# Local loopback
auto lo
        iface lo inet loopback


<変更後>
# Wired adapter #1
auto eth0
        iface eth0 inet dhcp
#       hwaddress ether # if you want to set MAC manually
#       pre-up /sbin/ifconfig eth0 mtu 3838 # setting MTU for DHCP, static just: mtu 3838
#
# Wired adapter #2
#auto eth1
#       iface eth1 inet dhcp
#       hwaddress ether # if you want to set MAC manually
#       pre-up /sbin/ifconfig eth0 mtu 3838 # setting MTU for DHCP, static just: mtu 3838
#
# Wireless adapter #1
auto wlan0
        iface wlan0 inet dhcp
        wpa-ssid "APのSSID"
        wpa-psk "APのパスワード"
# to generate proper encrypted key: wpa_passphrase yourSSID yourpassword
#
# Local loopback
auto lo
        iface lo inet loopback

パスワードを直接書くのが嫌な時は、「wpa_passphrase」コマンドを使って、パスワードを暗号化し、パスワード化されたキーを指定し ます。
$ sudo wpa_passphrase SSID PASSWORD
network={
        ssid="SSID"
        #psk="PASSWORD"
        psk=93021c83c4bd815XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
}

リブートするとWifiが使えるようになります。


さすがにeth0はありません。

次回はオンボード上にあるIR(赤外線)受信機の使い方を紹介し ます。